林業の仕事の流れ
【一日の仕事の流れ】※ある組合の例
朝/ 8:20に現場集合 昼/12:00に昼休憩を1時間程度とります。 夕/16:30に作業を終了します。 |
約6名くらいでチームをつくって山に入ります。ベテランから新人までいますが、 だいたい1ヵ月くらいはそのチームで働きます。 それぞれの役割分担が決まっていて、効率良く作業をこなしていきます。
【季節ごとの仕事の流れ】
山から木材を切り出す作業は、基本的に年間を通じて行いますが、適期は9月から翌年3月までの7ヵ月間です。チェーンソーや集材機等のほか、最近は高性能林業機械も使います。
春 |
植栽・雪起こし 新しい樹木を育てるために、苗木を山に植え付けます。その他に、冬の間に降り積もった雪の重みでしなった木々を、ひっぱって元に戻したりします。 |
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夏 |
下刈り・つる切り 植え付けた木の間に茂った雑草を刈り取ったり、木の幹にからんだつるを切ります。まっすぐな健康な木を育てるために大切な作業のひとつです。 |
秋 |
枝打ち・間伐 この作業もまっすぐで良質な木を育てるための大切な作業です。節目のない美しい木材をつくるための枝打ちと、木へ日の光を充分にあたえるための間伐は、3月までにしておかなければならない重要な作業です。 |
冬 |
地ごしらえ・間伐 立木を伐倒し、跡地を整理して、植栽ができるように準備を行います。 |