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 木材は、造林〜保育〜伐採のサイクルにより、森林から永続的に供給される唯一再生産可能な生物資源です。木材は、その製造に要する消費エネルギーや、その際大気中に放出される二酸化炭素が、鉄やコンクリートと比べると格段に少なく、地球環境への負荷のきわめて小さいエコマテリアルです。

木材、特に間伐材等を利用する必要性

間伐材は、間伐を実施することによって森林を適正な状態にすると同時に、製品として、いろいろなところで活躍しています。

木材、特に間伐材の積極的な活用は、森林所有者への適正な利益還元を通じ、間伐の推進等、森林の持続的な管理経営や山村地域の振興に大きく貢献することにもなり、
自然に優しく、人に優しい木材を生かしましょう

各種資材の製造時における消費エネルギーと炭素放出量

区  分

消費エネルギー(kg/m3) 炭素放出量(kg/m3)
天然乾燥木材 750 15
防腐・防蟻処理木材 1,540 28
合板 6,000 120
鋼材 266,000 5,320
アルミニウム 1,100,000 22,000
コンクリート 4,800 120
(日本木材総合情報センター資料)

間伐材マーク
間伐によって生ずる間伐材を利用することは、間伐作業を後押しし、森林の環境を整えるとともに、資源の有効利用につながること等を踏まえ、間伐や間伐材利用の重要性を広く一般に認識してもらうために、間伐材であることを表示する「間伐材マーク」が制定されました。

 間伐材を使用した製品であることをマークで表示し、間伐や間伐材利用の重要性等を広くアピールします。