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 間伐とは、成長過程で過密となった森林に対して、本数を調整するために行うもので、健全で活力ある森林を育成するために必要な作業です。

 
間伐を怠ったために、森林の健全性が損なわれ、価値が低い森林になってしまったり、雪害や風害、病虫害等で壊滅的な被害を受けたり森林の持つ機能が発揮されないといったことがよく聞かれます。

間伐を怠った森林


正常な森林

 健全な森林を育成し、木の成長を良くするためには、林内に適度な光を入れ、下草の発生を促す等の間伐が必要であり、森林の環境を整えるとともに、資源の有効利用につながること等を踏まえ、間伐や間伐材利用の重要性の認識が必要です。
 木材需要の低迷等から間伐が円滑に実施されないため土壌が流出しやすく、気象災害を受けやすい過密化した森林も多くなり健全な森林の育成が大きな課題となっています。